脳卒中に有効な醒脳開竅法についてのページです(温知堂鍼灸氣院)
醒脳開竅法とは?
醒脳開竅法:せいのうかいきょうほう とは?
中国・天津中医学院附属第一病院・院長石学敏教授によって開発された 、脳卒中後遺症の為の特殊な鍼灸治療法です。
醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)は中国では最も有名な脳卒中の鍼灸治療法の一つで、脳卒中の急性期に発生する意識障害と後遺症に対する特殊鍼治療法です。当院では、「醒脳開竅法」を修得していますので、脳卒中(脳梗塞・脳出血)の予防と治療に高い効果をあげています。
発症後すぐの治療が効果的です
発症直後は、安静にしていなければいけないと言う考えの人がいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。リハビリも早ければ早いほど効果が出ますが、鍼灸治療も発症後すぐに治療できれば後遺症を残さずに治療できます。むしろ、リハビリ等での発症直後のリスクを考えると鍼灸治療はかなり有効であるように思います。
しかし、残念なことに鍼灸治療で脳卒中の治療が出来ると言うことは日本で一般にはほとんど知られていません。病院の治療だけで回復できる人は良いですが、多くの人が、完全に回復せず不自由な生活になったり入院生活を送ることになります。さらに、医療保険制度の改正で「医療費削減、入院期間の短縮、早期の在宅復帰」と、長期の入院も難しい時代になっています。自宅に帰ったからといっても、元通りの生活は難しく家族の負担も大きいものになってしまうことも多いでしょう。
発症後、何年も経っている場合は?
発症早期のほうが治療効果は高く、後遺症を残さず治療できます。しかし、たとえ発症してから年月が経っていても鍼灸治療は有効です。後遺症を完全に治療することはできませんが、十分に効果は期待できます。
一人でも多くの人に、鍼灸治療で後遺症の治療が出来るということを知っていただき、良くなっていただきたいと思います。